お知らせ

2024.02.8コラム

こんにちは。繁松です。

1月は非常に多くのお葬儀のご依頼があり、大切なご家族を亡くされたご遺族の皆様には改めて心よりお悔やみ申し上げます。お遺族の皆様の家族愛に改めて深い学びを得た1ヶ月でした。

 

2024年は様々なものが動き変化する激動の一年という事らしい記事をよく目にしますが、

本日は最近のお葬儀について起こっている環境変化(数年単位で変化している印象)について

書いて参ります。最近よく感じているのは以下の3つです。

 

①  寺院(宗教者)の紹介を依頼されるケースが増えた

② お寺(宗教者)様も環境変化に対応されている

③ 葬儀社(一般企業もですが)も様々な変化への適応を迫られている

 

① ②はまとめて説明したいと思います。

最近は仏式の葬儀おいてお寺様の紹介依頼を受ける事が以前より多くなりました。

これは世代的に天寿を全うされる方が増えてきたタイミングもあると思いますが、ご家族が遠方で長くお仕事をされていた為、長くお寺様との付き合いがないというケースが多いです。「お寺がわからないがお葬儀でお経をあげてもらいたいので紹介して下さい」という話なので、ご希望の宗派に応じてご紹介を致します。しかし門徒でないと受けませんという寺院もありますので、連絡してすぐに式を受けてくださる近い寺院や、都合が付くお寺様をご紹介させて頂くという流れになります。

 

寺院決定までの時間はかなり限られ、ご紹介の際に両者に失礼があってはならないので、

こちらも非常に気を遣う手順です。以前はお寺様に思わぬご迷惑をおかけした事もあり、私は紹介が非常に苦手でした。

 

しかし、数年前、あるお話をお寺様から頂いた話があり、ふと学びを感じる事ができました。

それはプライベートで、あるお寺様にお守りを頂くのをお願いした時です。

(※お寺様の名前は伏せます)お祝いに関する事でしたので葬儀の話はせず、お守りを頂いてお茶を出して頂き、お布施をお渡しして、談笑していました。

「お客様がされているお礼参りはこんな感じなのかな」と思いながらお話ししていると、「お寺もね、色々変化する努力をしている所なんですよ。」とふと言われたのです。

どういう事ですか?と聞くと 

 

「私達は自分達を「サービス業」だと思っています。考え方はお寺によりそれぞれあっていいと思うが、門徒さんや地域の人達が今どんな社会情勢の中で過ごしているのか、その中でお寺をどう思っているのかという意識は常に持っておく必要があると思います。

でないとお客様や門徒さんの感覚がわからず、適切なコミュニケーションがとれない。

そして、お寺同士でも常に情報交換をしなきゃならない。私達の地域は、全員ではないけれどほとんどのお寺がその情報交換する関係性にあるから、不幸があった時もご家族の状況が時代と共に変わるのが感じとれますし、衝突する事はほぼありません。だから我々の地域で門徒に嫌われるお寺というのはほとんど出ていないです。何か関係を持つことがある場合も、気軽になんでも質問してもらっていいし、相談したい事があればいつでも遠慮なく言って下さいね。と皆さんに言っています。」 ということでした。 

 

また、お寺様の中にはinstagramやyoutubeで動画配信をされる等、SNS活用やDX(デジタルトランスフォーメーション)に努めておられるお寺様がある話も聞き、お寺様も時代に合わせて色々と行動されているのだな〜と感じた印象的な出来事でした。

 

  ③葬儀社の変化についてですが、葬儀社も環境変化への適応が求められています。

一般企業でも同じだと思いますが、労働人口減少に伴い、人を採用する事が難しくなり、

IT化による効率化、労務管理の健全化が必要になる等、企業が取り組むべき課題は昔よりかなり増えているように思います。

 

かずやグループでも、より多くのお客様に選ばれる為、従業員がしっかり安全に仕事していけるようにする為、そうした努力を色々な視点で取り組んでいます。

 

変化の時代は大変な事も多いですが、努力の差が形になって現れる時でもあると思いますので、努力し成長し続ける会社にお客様に真に支持される会社にもなっていけるのではないでしょうか。

 

企業も個々人も、そうした努力を継続していきたいものですね。

では最近のかずやグループの努力の形のひとつである「家族葬ホール高瀬」についてです。

 

夕方よりお通夜、お葬儀のご利用が解禁となります!

かずやグループの葬儀サービス、最初の本社であり、最初の斎場として建築された高瀬斎場。

 

他斎場のリニューアルや建設でお客様から頂いたお褒めの言葉、お喜びの声を受けた要素を盛り込み、家族葬向けに作られた最新の斎場です。

ご見学がまだの方は是非早めにご来場下さい。

空いている時間の事前相談、個別相談もお気軽にどうぞ。

 

 

かずやコスメディア 繁松


2024.01.30コラム

令和6年の新年を迎え、お正月のお祝いの最中、夕方に衝撃のニュースが飛び込んで来ました。石川県の能登半島地震で全てのテレビがその映像を映し出していました。津波警報が発令され高台に逃げる方々、東北地震での津波の恐ろしさが教訓となり津波到達まで早かったそうですが住人の方達も早い行動で高台に逃げている映像を目にしました。

それでもこの規模の震災では多くの方が犠牲になられました。家族でお正月を過ごしている時に突然、最愛の方が亡くなられる現実として受け止められない衝撃だと思います。

人はこの世に生を受けると必ず老いて病気になり死を迎えるという「生老病死」の宿命を背負い、それにより愛する人と必ず別れを迎えるという「愛別離苦」を経験しなければなりません。

しかし、上記の震災や交通事故や突然死など朝は元気に出かけたのに亡くなって家に帰ってくる、そんな辛い別れをする事も起こりえるのです。

普段の生活をしていると死を考えて生活をしている人はほとんど居ないと思います。後日の予定を組んだり今日出来なかった事は後日しようとか先延ばしにする事が多いと思います。

明日は我が身と考え、人としてこの世に生を受けたので人との出会いを大切にして、今出来ることを先延ばしせずに今を生きる行動を心掛けて普段の生活をしていければと考えさせられました。

震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に早期の復興をご祈念申し上げます。

かずやコスメディア 原田貴志


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