お知らせ

2022.01.18コラム

コロナ禍の到来により、これまでより一層多くのお客様に家族葬のご相談を頂いております。どんな葬儀を行いたいかは、ご家族ごとに、それぞれ異なり、家族葬の捉え方も様々です。

 

家族葬とは、元々は家族親戚のみで行うという「密葬」と同じ意味を持つ言葉ですが、

近しいご友人の方々やご近所の方々など、故人のお付き合いがあった方々にもお声がけをされる事を含めて家族葬と捉える方もいらっしゃいますし、家族親戚だけで執り行いたいという方もいらっしゃいます。ご家族の意向に関係なくお参り・参列を希望されるご近所、ご友人の方々もおられ、通夜葬儀では様々な状況が発生します。

家族だけで送る葬儀と、ご友人ご近所まで呼んだ場合はどう違うのでしょうか。

 

これまでに頂いたお客様の感想をご紹介させていただきます。

 

【これまで頂いたお客様の声(一部抜粋)】

 

<ご近所・ご友人にお知らせすることなく、家族葬を執り行ったケース>

【良かった点】

・思いっきり泣ける、故人とのお別れに専念できた。

・家族だけなので挨拶で緊張せずに済んだ。

・親族だけでしたので、余計な気を遣わないで良かった。

 

【残念だった点】

・費用面で香典が少ない為、手出し費用負担が重かった。

・後からお参りの方が沢山見えられ、対応する期間が長かった。

・「知らせてくれれば良かったのに」という声を沢山頂いた。

 

<ご近所友人までお知らせして家族葬を執り行ったケース>

【良かった事】

・直接知らない方も来られ、父の付き合いやお世話になった方に感謝を通夜葬儀時に伝えられた。

・費用面ですが、香典がしっかりもらえたので葬儀費用の負担が軽く済んだ(手出し費用がなかった)

・知っている方ばかりで葬儀をしたので、親族のみで送るような安心感で母を送れた。

・弔問の対応が葬儀の時までで済んだ。

 

【残念だった事】

・弔問客の皆様の対応時間が忙しかった                                                                                                                                                                                                                  

・挨拶が苦手なので緊張した(挨拶資料をもらい、それで挨拶した点は良かった)

 

以上のような声がよく聞かれる内容となっております。

近しい関係性のある方ならご家族同様に見送ってくださる方でしょうし、

ご家族だけで送られるのもまた尊い事かと思います。

 

ご家族の想いと共に、新型コロナウイルス感染の拡大期・減少期次第でどこまで訃報をお知らせするかは変化しておりますが、それを踏まえて柔軟に対応させて頂きます。

 

それぞれに良い点があるかと思いますので、皆様も式の準備の参考にして頂ければ幸いです。

 

かずやコスメディア 繁松大輔


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