2024.01.30 | コラム |
令和6年の新年を迎え、お正月のお祝いの最中、夕方に衝撃のニュースが飛び込んで来ました。石川県の能登半島地震で全てのテレビがその映像を映し出していました。津波警報が発令され高台に逃げる方々、東北地震での津波の恐ろしさが教訓となり津波到達まで早かったそうですが住人の方達も早い行動で高台に逃げている映像を目にしました。
それでもこの規模の震災では多くの方が犠牲になられました。家族でお正月を過ごしている時に突然、最愛の方が亡くなられる現実として受け止められない衝撃だと思います。
人はこの世に生を受けると必ず老いて病気になり死を迎えるという「生老病死」の宿命を背負い、それにより愛する人と必ず別れを迎えるという「愛別離苦」を経験しなければなりません。
しかし、上記の震災や交通事故や突然死など朝は元気に出かけたのに亡くなって家に帰ってくる、そんな辛い別れをする事も起こりえるのです。
普段の生活をしていると死を考えて生活をしている人はほとんど居ないと思います。後日の予定を組んだり今日出来なかった事は後日しようとか先延ばしにする事が多いと思います。
明日は我が身と考え、人としてこの世に生を受けたので人との出会いを大切にして、今出来ることを先延ばしせずに今を生きる行動を心掛けて普段の生活をしていければと考えさせられました。
震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に早期の復興をご祈念申し上げます。
かずやコスメディア 原田貴志