お知らせ

2022.05.25コラム

依然として新型コロナウイルスの感染拡大が心配される日々が続いております。

学校行事や地域のイベント等も少しずつ再開しているようですが、収束にはもう少し時間がかかりそうです。

新型コロナウイルスの影響で私達の生活も大きく変化しました。お葬式も例外ではなく、コロナ禍でお葬式を経験されたご遺族側、ご弔問側からは様々なご意見がありました。

 

(ご遺族側)

・通夜、葬儀は親族のみで行いたい。

・親族のみの家族葬だとお世話になった方々に感謝の気持ちを伝えられない。

 

(ご弔問側)

・最後は故人様のお顔を見てお別れがしたい。

・弔問の方が多いと密になるので不安。

 

以上のようなご意見を参考に「ご縁を大切にする 新しい一般葬・家族葬の形 これからの式のあり方」というタイトルでリーフレットを作成しました。

 (表面)  

 

(裏面)

(中面)

 

開式前または閉式後に設けられた一時間のお参り時間を有効に使うことで、お参りを安心して行うことができ、お参りされたい方へも礼を尽くせる「新しい一般葬・家族葬の形」をご紹介させていただいております。お通夜、ご葬儀のタイムスケジュール(一例)や宗教者様のコメント(一例)などを載せております。

家族葬勉強会や事前相談時にお渡ししております。各斎場にも準備しておりますので、ぜひご覧いただければと思います。

かずやコスメディア  竹森


2022.05.19コラム

かずやコスメディアの竹下です。

私どもの地域では真宗の寺院が多いのですが、ご葬儀をなされたご遺族から、永代経をお願いしようと考えていますとお話を聞くことがあるので今回は浄土真宗の永代経とは?について書きました。

「永代経」=「永代供養」=「故人の為に懇志を納め永遠に読経をしていただく」

永遠に故人の追善供養をする。納骨を済ませた後は全てお寺に任せることが出来るので安心だと考える方も少なくないと思います。確かに永きにわたって読経はなされますが、浄土真宗には「供養」という概念がそもそもありません。亡くなった方は阿弥陀仏のお力(おはたらき)によって、すでに仏とならせていただき安楽の境地におられるので、亡き人を仏としていただく為の追善供養という営みは必要ありません。浄土真宗における「永代経」とは「永代読経」のことを指します。永代経(法要)は、「故人」を縁として、門信徒の方々によるご懇志によって、ご本山やお寺が護持(維持)され、お念仏の教えが子孫や後世、永代に渡り受け継がれていく事で、ご縁となった故人に感謝し、読経をする法要です。

「永代経」は先達・先祖を御縁として、私が経(教)をいただき未来永代に伝えながら、先祖と現世に生きる自身、そして未来の者との仏縁をつなぐために行う事が本義だそうです。

「永代経」のご懇志は満中陰(49日)後や故人の命日を機縁として納められるのが一般的です。

表書きは「永代経懇志」で水引はなくても良いです。

 

宗教による考え方の違いや、供養の仕方など様々な違いがあります。ご自身のご宗旨を知り、ご先祖・故人の思いを大切に手を合わせ生活が出来ればと思います。


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