お知らせ

2021.09.25コラム

メッセージボードとは、故人様やご親族の方々ゆかりのお写真の中からお選び頂いたお写真をレイアウトし一つのボードに仕上げ、来て頂いた方に見て頂くというサービスになります。

 

その方の人生の思い出や想いが直に伝わり、最後のお別れの際の印象的なイメージとしてご覧になった方々の記憶に残る、もしくは過去の色々な思い出が鮮明に蘇ってくる物だと思っており、皆様へお勧めさせて頂いております。

 

普段は、ご遺影写真を選んで頂く際にメッセージボードのお写真4枚〜5枚程を選定してもらっております。アルバムを引っ張り出し、写真を見ながら想い出を振り返り、その方との想い出を皆で振り返る「時間」を作ってもらうこと。その「時間」が結果、その方と想い出に浸れ、最後の協同作業で出来上がったメッセージボードを見て、葬儀の更なる感動に繋がります。メッセージボードを作成する前は、「葬儀にそこまでしなくても・・・」と、少々戸惑われるかたもいらっしゃいますが、実際作ってみると感動され「作成してよかった」と言われる方が多くいらっしゃいます。今では、他の方の会葬に訪れた際に見て感じが良かったから「ぜひ、メッセージボードも!」という声が多く上がってくるようになっております。

 

メッセージボードを作成する際の適性の写真枚数4~5枚、デザインによって多少前後します。ですが、あまりお写真が多くなってしまうと1枚1枚が小さくなってしまう為 お勧めはできません。選んで頂いたお写真の中からメインを1枚決めて頂き(メインのお写真が大きく拡大されて掲載されます)、他の数枚がそのメインのお写真の周りに配置されます。

ただ ご注意頂きたいのはご遺影写真とは異なり、お写真への加工ができません。

ご遺影写真の場合は、洋服の着せ替えや帽子・眼鏡を外したり、お顔の影等を削除したりできますが、メッセージボードでは これらの修正が行えませんのでご容赦下さい。

 

お通夜・ご葬儀の時にはメッセージボードを電照額に入れて皆様が見やすいようにして、お飾りしており、その写真を見ながら多くの方が想い出を語り合う場を設けております。儀式の重要な要素である、その方と過ごした有意義な時間を思い返し、語り合い、学び、これからの自分の人生に活かすという場にもなりえます。葬儀が終わりましたら、475㎜x370㎜の額に改めて現像したメッセージボードを額に入れてご自宅にお届けいたします。そのメッセージボードはご遺影写真と共に、ご法事などに持参される方も多く、ご法事にも欠かせないものとなってきております。

 

事前相談の際には、ご遺影写真・メッセージボードの写真選定もお話しさせて頂いておりますが、相談後に、ご遺影写真・メッセージボードを時間があるうちにある程度決めておられる方もいらっしゃいますので、写真選びという想い出に浸る「時間」作りは終活の重要な一部にもなってきております。

かずやコスメディア 山路


2021.09.14コラム

かずやコスメディアの各ホールには、シンパシーカード(Sympathy Card)とメッセージカード(Message Card)をご用意しております。

 

シンパシー(Sympathy)とは「思いやり」「同情」「共感」「哀れみ」などを意味し、語源となったギリシャ語では「共に苦しむ」という意味になり「同情」や「哀れみ」を連想します。

一般的にシンパシーカードは「親しい知人が大切な人を亡くされた」という「訃報を知ったらシンパシーカードを送る」という習慣が欧米で行われています。主に残されたご遺族に対し深い悲しみに寄り添う思いやりある言葉を送ります。バースデーカードほどカラフルではありませんが、多彩で気品高い感じの良いカードが揃っております。

メッセージカードは今では一般に知れ渡っていると思いますが、故人様に対する感謝の気持ちを綴ってお別れに手向けるカードとして定着していると思います。

 

かずやコスメディアではどちらのカードも同様にご利用頂き、故人様向け又はご遺族様に向けて想いを綴って頂きます。ご遺族様向けのカードはお葬式後のご自宅飾り付けの時にお届け致します。故人様向けはご出棺時のお別れの際にお花と一緒に手向けて頂きます。いずれの場合でも弊社の担当者が寄り添ってご案内いたしますので故人様のもとに皆様のお気持ちをお届け出来るかと思います。

 

私が以前担当させて頂いた喪家様の時には、4人の曾孫様がそれぞれにシンパシーカードを使ってカラフルなサインペンでイラストや曽祖父さんへ感謝のメッセージとお盆やお正月に会うたびにお小遣いをもらったお礼の「千円ありがとう」の言葉をかけて手向けていらっしゃいました。その場の雰囲気はとても温かく優しいお別れの式になりました。

 

私なりのご提案ですが、毎年10月になると「喪中欠礼状」のシーズンに入ります。その返信に喪中お見舞いとしてシンパシーカードを送られてみてはいかがでしょうか?

 

かずやコスメディア 川橋


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