お知らせ

2021.09.8コラム

会葬礼状とは葬儀への参列や香典、供物などをいただいたお礼の気持ちを表す礼状です。通夜や葬儀の当日に受付でお茶やタオルなどの会葬返礼品と一緒に渡します。

 

従来の会葬礼状は、形式的な文面が一般的でしたが、最近ではその方の歩んできた道程や、お人柄、ご遺族様との思い出をお聞きし文章作成するオリジナルの会葬礼状もございます。弊社では「心の礼状」と呼んでおります。この「心の礼状」はご家族・ご親族・ご友人との間で共通認識されているその方の「人となり」をお聞きし、その方の人生を振り返り、嬉しかった想い出、大切にされてきた信念、または愛してやまないものを取材し心を込めて「想い」を綴ります。

 

 

慌ただしい式の中でほんの数分立ち止まってその方を想い、一緒に過ごした日々を振り返り心の中でその方との想い出に浸る。そんな時間を持つことが本当にいい「お別れ」に繋がると信じております。今では「心の礼状」を事前に準備されておられる方も増えてきておりますので、事前相談の際に弊社スタッフへお声がけください。

 

そして、家族葬でも会葬礼状の用意は必要と考えます。慶弔休暇申請の際に会葬礼状が求められることがあります。会葬礼状がない場合は、葬儀会社の発行する「葬儀施行証明書」や、「死亡診断書」「火葬許可書」のコピーでも代用できます。会社によって異なりますので、確認が必要となります。会葬礼状にはその様な側面もございますので、お気を付けください。

 

最後にひとりひとりお渡しする為、ご家族の名前をどこまで会葬礼状にのせるか、名前の間違えがないか、旧字体などしっかり事前確認し、失礼のないように、そして心のこもった礼状を送りたいですね。

            かずやコスメディア 木野


2021.08.31コラム

さて、前回は「お葬式の準備」でご遺影写真の選び方についてのアドバイスが記載されました。今回は納骨壺についてお話をさせていただきます。

 

元来、日本では火葬ではなく、土葬の文化でした。しかし、明治時代あたりから火葬が中心となり現在に至ってはほぼ、100%近く火葬へと移り変わりました。その為、お墓から納骨堂といったご先祖様のお骨を安置する場所が広がっています。最近では海洋葬や樹木葬、散骨などもそうですね。ここではこの話は省略致します。

 

骨壷の話にもどります。

当初は素焼(絵などの装飾がない)陶器の骨壷が一般的だったようです。しかし近年、多種多様な骨壷が出てきました。

同じ陶器でも九谷焼や有田焼、模様や柄もの、写真をプリントしたものや名前彫りなど・・・。また、サイズも大きいサイズから分骨用の小さいサイズまで様々。最近では手元供養としてペンダントに納めたり、固めて宝石にする事もできるように進化してきています。

 

しかし、最も肝心な事は「故人様を想う気持ち」が大切だということ。

できれば、どのお骨壺に誰が入ってらっしゃるか分かるようにしておきたいですね。そういう意味でも骨壷の表面に名前彫ったりするオプションを利用したり、故人様のイメージに合った柄物を選んでみたり、故人様を想う気持ちを大切に選ばれるのがよろしいかと思います。

 

そして、分骨する場合は決して粗末にならない様にご供養し、先々の事も考えておく事です。孫、ひ孫その後の方々たちが困らない様にお願い致します。

 

最後にお寺様や納骨堂によって、骨壷のサイズや素材に規制されているところもあります。大理石の骨壷は断られたり、小さいサイズでなければ納められなかったり、骨壺の状態では入れなくお骨を袋に移されて納められるところもありますので事前に確認されておく事をお勧めします。

             かずやコスメディア 田中英


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