2021.10.13 | コラム |
家族親戚が一堂に会する法事の時間。大人にとっては故人を悼む大切な時間であり、子供たちにとっては久々に親戚いとこの皆に会える楽しいひと時。
それぞれにとってのかけがえのない大切なひとときのように思われます。
大人になり、参加する立場が変わったり、自分で法事を主催する側になったりすると、「あれ?これってどうなるの?」と疑問が湧いてくる事もあるかと思います。
本日はわたくしが葬儀後のアフターフォローでお客様からよく頂くご質問と回答をご紹介させて頂きます。
■よくある質問
Q1.香典の表書、どう書いたらいい?
A.仏教葬儀の場合、日蓮宗では四十九日までは「御霊前」、四十九日後は「御佛前」と書くのが正しいとされ、極端にはどの宗教でも葬儀の香奠は「御霊前」と書いてよいとの説明がされることが多いようですが、これは俗説で、誤りです。
浄土真宗では亡くなった方は即浄土に往生したのであり、「霊」は認めていません。
「御霊前」は用いず「御佛前」となります。
また、とくにこだわらないとするものの、曹洞宗などの禅宗では教義に「浄土」はありませんので「成仏以前」という考え方もなく「御佛前」とするのが一般的です。
こうしたことから仏教儀式である法事での表書きでも中立的な表現になる「御香奠」を使うことをおすすめします。
これは「香奠をお供えする」との意味になるため、宗派を問わず使用可能です。
Q2 家族が遠方に住んでおり、7日後に再度集まるのは難しい事情があります。初七日を「葬儀の日、火葬の後に行った」という話を知り合いから聞きました。そういう事はできるのでしょうか?
A.弊社ではお客様のご希望に応じて対応可能です。ただし、事前に必ずお寺様(宗教者の方)へご相談が必要になります。
皆様のご希望に応じて当日初七日をご対応されるお寺様も数多くいらっしゃいます。
一方、宗派の教えに準じて実施するお考えのお寺様もあります。
火葬後にお経をあげる(還骨勤行)のは問題ないです、その後の食事はご自由どうぞ、しかし初七日は本来の教え通り、七日後に集まれる方だけ参加下さいというお寺様も一定数いらっしゃいますので、コミュニケーションを図る事が大切です。
Q3 四十九日は必ず亡くなってから四十九日目にやらないといけないのでしょうか?
A.四十九日の当日にできるのが一番理想ではありますが、平日になることも多いです。
全員の休日が揃う事が難しい場合も多々ある為、四十九日法要は直前の土日祝日など、早めに前倒ししてされるご家庭もあります。
Q4. 法事で会食をすると、密になってしまわないか心配です。会席料理を食べるのは安全なのでしょうか?
A. 弊社では大くら亭、法事会館みいけ、和食縁尋、全ての会場においてそれぞれソーシャルディスタンス設定を行なった席でゆとりを持って安心してお食事を頂けるようご準備しております。
また、それでもご不安という方には法要後にお持ち帰り用の折膳を用意しております。
寺院やご自宅での法事の際にもお届け可能ですので、お気軽にご相談下さい。
■お知らせ■
2021年10月より、
「和食縁尋」発行のお料理パンフレットが新しくなりました!
以前よりもメニューが豊富になり、お客様のご要望に応えやすくなっております。
順次ホームページにUPして参ります、資料請求もご対応しておりますのでお気軽にお問い合わせ下さいませ。
和食縁尋 https://www.washokuenjin.com/
TEL 0944-88-8430
かずやコスメディア本部事務所
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かずやコスメディア 繁松