お知らせ

2022.03.19コラム

時代の移り変わりとともに変化するものというのは往々にしてございますが、葬儀社の仕事も例外ではございません。

 最近ではコロナウィルスの感染拡大による葬儀形態の変化というのが顕著ですが、それ以前にも、自宅葬から葬儀場でのお葬式への一般化、家族葬という言葉の出現に応じた変化など、細かく見れば葬儀業界も常に時代に合わせて変化をしております。また、お客様のニーズの多様化によって、それに対応するために常に企業努力を重ねる日々でございます。

 しかし、何もかもが変化するのかというとそういうわけではなく…。

 例えば、葬儀社とご遺族の関係がそれにあたるのではないでしょうか。もしかすると、このコラムをご覧の皆様の中には、葬儀社あるいは葬儀の担当スタッフとの付き合いは、葬式が終わったら終わり…。そんな風に考えておられる方もいらっしゃるかもしれません。

 ですが、そんなことは決してなく。

 葬儀が終わったら、四十九日、初盆、一周忌、三回忌etc.…。我々がご協力できることはたくさんございます。法事の料理やお花の準備、お墓や納骨のご相談など、お悩みのことがあればどんな些細なことでもご連絡いただければと考えております。

 そうしたお付き合いの中で、ご遺族のご不安を解消するというのももちろんですが、弊社スタッフを身近に感じて頂ければ幸いですし、場合によってはお客様から思いもよらないご質問やご提案をいただき勉強させていただく機会ともなっております。どんなに時代が変わろうとも、こうしたつながりは失いたくないものですね。

 そういえば先日、以前わたくしが担当させて頂いたご遺族の元へ伺う機会があったのですが、その際に、こんなやりとりがございました。

 

「いつも来てもらってごめんなさいねぇ。もう主人の葬式が終わって何年もたつから、北原さんも上役になってるんでしょう?」

「…いいえ、平社員のまんまです」

 

 時の流れとともに、変わるものもあれば、変わらないものもある。

 今回はそんなお話でした。早く昇進したいものです!

 

かずやコスメディア 北原


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