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2022.04.15コラム

仏教では、荘厳と書いて「しょうごん」と読みます。

信仰対象の仏様を美しく飾り徳を装飾品などで表す意味があり、本尊などが安置されている所を飾る意味もあります。

 

「そうごん」と読むと重々しくおごそかなこと。おごそかで立派な事と仏教以外の宗教的な式典または音楽や景色などに対しての事を「そうごん」と読みます。

 

今回は私どものお葬式で、圧倒的に多い仏教の荘厳(しょうごん)についてほんの一部ですが書きます。

 

お寺に行きますと本堂は家の仏壇より大きく豪華に飾り付けられていますが、欲を断ち切るなどの教えと矛盾を感じます。しかしおごそかに美しく飾られきちんと整えられている姿に普段とは違う静かで落ち着いた雰囲気に信仰心が芽生えたり、更に信仰心を高め真理にたどり着く入口になる場所だなと感じます。

今はコロナ禍で分かりませんが毎月お寺の行事があると思いますので、家の菩提寺や近くのお寺に伺って見たらと思います。

 

身近な荘厳(しょうごん)と言えば家の仏壇です。信仰によって様々ありますが一般的に仏壇は家の中のお寺のような存在と言えます。目に見えない仏様の世界を目に見える形にしてローソクの明かりやお香の香りとお経によりいろいろな表現で人間にもわかる形にしたのです。

 

浄土真宗では、阿弥陀如来様を本尊としています。本尊を迎えお念仏して手を合わせることで、「いのちとは何か?」「どのような生き方をするのか?」と言う大事な考えと向き合う場所として、「お念仏を唱えれば必ずお浄土へ連れて行くから安心して生きなさい」と言う教えを基本としています。

荘厳は阿弥陀如来様(南無阿弥陀仏)を中心としたお飾りやお供えを。日常のお飾りは三具足(みつぐそく)、法事等特別な日のお飾りは五具足(ごぐそく)を用います。

三具足とは、1、香炉 2、蝋燭立て1基 3、花立て1基

五具足とは、1、香炉 2、蝋燭立て2基 3、花立て2基 を言います。

お仏飯はご本尊前にご飯を炊く度にお供えします。大きい仏壇の場合脇掛けの絵像の前にも仏飯台にのせてお供えします。

法事などでは供笥(くげ)や高林(たかつき)に供物を対でお供えします。

餅やお菓子、果物をお供えします。お花は生花を花立てにお供えします。

 

今回は浄土真宗のご荘厳の一部をご紹介致しましたが本尊を敬い大切な人を偲ぶため私どもかずやコスメディアでは、宗教、宗派問わず葬祭ディレクターがお客様のご希望、ご予算、宗教に合わせたご荘厳を致しますのでご安心ください。

尚、定期的に行っている見学会や、ご連絡いただければ事前相談もお伺い致しますのでお気軽にお電話頂けたらと思います。

 

かずやコスメディア 川橋


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