私がこの世界に入ったきっかけは最愛の父を亡くしたことでした。当時、なにも分からない私たち遺族に担当者は、とても寄り添って……は、くれなかったのです（笑）

それならば私が挑戦してみよう、との想いでこの世界に飛び込みました。30代は年に2回程海外を旅し、寺院や教会を巡り文化に触れてきたのも良い経験だったかもしれません。

毎回「日本が一番」との再確認をし、空港で鯛茶漬けを食べるのが楽しみでした。

フリーの司会者として約6年間、いろいろな家族の形をみてきました。故人様やご遺族の気持ちを汲み、代弁者として言葉に言霊をのせて伝えられたら…との想いからナレーション作成に取り組むのですが、最初は不慣れで4分のナレーション作成に6時間も費やし朝を迎えることもありました。それでもお一人お一人の人生を疎かにしたくはなかったので、懸命に取り組んできたあの時間は、私にとって大切な宝物となりました。

　かずやコスメディアに入社し、多くの先輩担当者と出会いました。故人様の愛用品を祭壇に飾りオリジナルの祭壇を丁寧に作る人、思い出の写真を一枚一枚組み合わせ、お好きだった曲を取り入れ感動的なスライドショーを作成する人、故人様へお花を手向けての最期のお別れの時間を丁寧にとられる人…全ての担当者にいえることは、ご縁をいただきました故人様・ご遺族様をとても大切に思っていることです。

私は担当者として、司会進行とはただ単に式を進めていくことではなく、この先の「未来へ生きるべくご遺族の皆様が少しでも前を向く」お手伝いが出来れば…との思いから務めさせていただいております。

会話の中から冗談で「葬儀屋さんとは仲良くなりたくないなぁ」とのお声もいただきますが、人は皆、避けては通れない道…今後ともどうぞよろしくお願いいたします（笑）

かずやコスメディアでは皆様に寄り添い、ご要望に沿うご葬儀を提案致します。

是非、些細なことでも遠慮なさらずご相談くださいませ。

かずやコスメディア　　野中

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