お釈迦様の誕生日

ついこの前新年を迎えたと思っていましが早くも3月が終わろうとしています。

1月は新年と言いますが4月は新年度になります。何故年度は4月なのか?

国によって年度はさまざま違うようですが日本も年度が時代によって変わっている様です。4月になったのは明治19年からで諸説あると思いますが日本の主要産業が農業・米作であり、税金が現金の納付になったことから米の収穫を終え、それを売って現金に換えた後に納税するという手間が必要になりその後に国が処理をして以降の予算を考えて新しい年度を迎えるのは4月になったという見方だそうです。

年度末と言えば別れの行事が多い時期、幼稚園・保育園、小学校、中学校、高校、専門学校、大学などの卒業式、会社の転勤など寂しく悲しい人との別れを経験する時期です。

4月は逆にそれぞれの進学による入学、就職などの新しい出会いがあります。

人の出会いと別れのこの時期、4月8日はお釈迦様の誕生日と言われています。

陰暦の旧暦4月8日にインドの釈迦族の王子としてルンビニ=園で生を受け、その時、一面にお花が咲き誇っていた事から花祭りとも言って今日お祝いしています。

若い時から一を聞いて十を知る聡明でまた弓の武芸においても百発百中すべて真ん中を射抜かれるほどだったそうです。

太子として何不自由のない良い生活をしていましたが城の外での老・病・死を目の当たりし人生はあっという間に過ぎ去り老い、病にかかり、死んでいく一切の幸せが崩れてしまいます。

そんな人生の本質を見抜きすべての地位や財産を捨て29歳で出城入山しました。

厳しい修行を6年間され35歳に仏のさとりを開かれブッダとなりました。

それから80歳で亡くなるまで45年間すべての人が本当の幸せになれる道を説き続け仏教の始まりとなりました。

今では仏教も浄土真宗・浄土宗・日蓮宗・天台宗・真言宗・臨済宗・曹洞宗・黄檗宗・法華宗などの宗派があり、また神道・キリスト教など他にも沢山の宗教があります。

最近では葬儀でも無宗教でされ宗教離れが出てきていますが自分の家はどの宗教なのか?その宗教の教えはどんな教えなのか?

今一度、宗教を知り見つめ直すのもいいかもしれませんね。

かずやコスメディア 原田貴志

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